収入を予測しにくい点は、フリーランスの働き方で介護の仕事に取り組む場合の難点ともいえます。
介護職であってもそれ以外の業種であっても、正社員やパートなどと比べて収入が不安定になりやすいのがフリーランスという働き方の特徴です。
順調に仕事をこなせば大幅な収入アップが期待できる反面、契約を取れなければ収入が大幅に落ち込むことも珍しくはありません。
時期によって収入が大きく変わるなんてこともあり得るため、フリーランスの介護職として独立したいのであれば、収入が不安定になることを見越してしっかり貯金しておくのが無難です。
もっとも、介護職として十分な実力があれば、収入を大幅にアップさせることも夢ではありません。
正社員やパートの場合、施設の売上がそのまま給料に反映されたりはしませんが、基本的に売上がそのまま収入になります。
源泉徴収の有無はクライアントによって異なるので、保険料や税金の計算に注意する必要はあるものの、十分な仕事量を確保できるという前提条件があれば収入アップに期待が持てるでしょう。
また、介護サービスの利用者の方と契約して自費サービスを提供する場合は、大幅な収入アップも期待できます。
介護の利用者が、介護保険ではカバーできないサービスを求める場合、自己負担額10割の自費サービスを利用するのが近道です。
利用者からの信頼を得るのは簡単ではありませんが、自費サービスを希望している人と出会い、契約して収入アップを狙う選択肢もあります。